ネタバレ御免の感想文。まだ見てない方はご注意遊ばせ。


わたしもおどらせてぷりーづ!!
Moulin Rouge <出演>パイパー・ペラーボ/ジョン・グッドマン
<監督> デヴィット・マクナリー 2001 アメリカ 7点
主人公は、気に入らない小娘。
お話は、ご都合主義なサクセスストーリー。
って言うか一言で言うと、「ステージ恐怖症だが才能はあるシンガーソングライター希望の片田舎の小娘が、大都会ニューヨークで持ち前のがんばりを発揮して成功をつかむ」というの。
わたしの嫌いなポイントはもちろんここ、「持ち前のがんばり」。
そして「ステージ恐怖症」をいつまでも克服できない、その根性のなさ。
というツッコミを入れてもしょうがないくらいしょーもない、しかし普通の趣味嗜好の方々のツボはついてる映画。

といったら何故に7点がついてるのか。ということになりそうですが、それはひとえに、脇役の「コヨーテ三人衆」がイカしてるからです。
三人って言うか・・実質的には二人かな。

ステージ恐怖症でネンネなヒロインは、何故か「コヨーテ・アグリー」というニューヨークで有名な、過激なバーで働くことになるんですが・・このバーでは、肌もあらわな衣装の女の子たちが、バーカウンターの上で踊ったり火を噴いたり客にビールをかけたりして大騒ぎするのが名物なわけです。
「そんなんあるかい!」という突っ込みは無駄です。そういう設定なんだから。

それでさ、このヒロインが入った時点で、そのバーで雇われてる女の子(コヨーテと呼ばれる)は二人なんだけど、そのそれぞれが、二つ名を持ってるのね。「ニューヨークのあばずれ」と、「ロシアの小悪魔」。
まあ、この二人が、キャラ的に、愛しきわたくしの魂の片割れであるかのんさんと、そしてわたくし自身にそっくりなんだわ。笑うくらい。
映画感想にさえならないうちわネタですが、この映画はわたくしにとって、その一点をもってかなり評価高くなってるんだもん。
あ、あと、ヒロインの恋人役の男の子が、親友のカナダ人にちょっと似てるとか。そんな感じ。

でもマーケティングのしっかりした映画だなあ。とも思いました。
ヒロインは、いろいろな挫折をくりかえしつつも都会で成功を収めるわけだし、ま、実際そんなにうまく行くわけはないけど、アメリカの田舎町からNYにでてきて、水商売(コヨーテたちは「客とのプライベートデートは絶対禁止」なプロなわけですが)とかウェイトレスしながらチャンスを狙ってる人というのははいて捨てるほどいるんだろうし、というかその「芸能方面で有名になりたい上京してくる若者」というのは、一種永遠のテーマでもあることだし。
そんな子が、まずはコヨーテとして人気者になり、理解してくれて応援してくれる神様のような彼氏ができて、お父さんは泣けるほどいい人で、最後は困難を克服して成功するとなったら・・少なくても、似た境遇の子たちにはうけるだろうし、家族愛もプリンス・チャーミングカバーしてるので裾野は広く。
ダンスシーンも爽快感溢れるし、音楽も売れ筋を使ってるし。

ある意味わたくしのお気に入り映画「キューティ・ブロンド」と似てはいるのですが、主人公のキャラの差が大きいわ。相手役と脇役は圧倒的に、この映画の勝ちだけどね・

とにもかくにも、あんなバーがあったらわたくしも働きたいです。それは間違いない。

追記・でもやっぱりアヴェンジャーズのほうがツボだったわ! おっしゃるとおりよ、かのんさん!

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